「あらって見よう!彫刻作品」

 今日は、親子で彫刻を洗って楽しむプログラム「彫刻あらいぐま」です。普段は作品に触れませんが、優しく洗いながら近くでじっくりみると「こんなに汚れているんだ!前より色が変わってる!」「あの作品揺れるんだ~」など様々な発見がありました。彫刻を洗うボランティアの皆さんに、素材の話を聞いて触り心地を確かめたり、硬さの違いを発見したり、ピカピカになった彫刻が「嬉しそう!」と感じたり、目で見て鑑賞するのとは一味違う鑑賞体験になりました。洗う前に「どうして彫刻を洗うのかな~」とみんなで考えました。洗ってみると「彫刻をもっと大切にしたいな~また洗いたい!」と愛着がわく人がたくさんいました。洗う目的は、“綺麗な状態を長持ちさせること”ではありますが、そうしたみんなの気持ちが美術館スタッフにとっても一番嬉しいです☆みんなで末永く大切にしましょうね。


彫刻をあらっている 

◆優しくスポンジで洗います。

彫刻をあらっている 

◆デッキブラシも使って、みんな一生懸命☆

彫刻をあらっている 

◆高いところは高圧洗浄機!

彫刻をあらっている 

◆この彫刻好き! 2度目の参加のお友達もいます。


(参加者の声)

・ちょうこくをあらえて、自分の心もきもちよくなりました。(小3男子)

・とても楽しかったです。シャワーをかけるのをまたやりたい。(小1女子)

・普段さっと通りすぎてしまうものをじっくりみて、さわれて楽しかったです。(保護者)

・前回もボテロさんを洗い、今回も洗い親しみがわいてきました。変色がみられ長持ちすると

 いいなあと思いました。(保護者)