親子クルーズ「不思議な果実!君の中身はなんだろな?」

 いちごの季節になりましたね。今日は、果物が描かれているキスリング《赤いテーブルの上の果実》を鑑賞しました。まず目に入ってくるのは多くの果物たち。りんご、マンゴー、洋梨、みかん…様々な種類が描かれています。「一番おいしそうな果物はどれ?」と聞くと、「りんご!甘そう!」「いや、甘いけど、すっぱそうにも見える」と同じ果物を見ても違う意見が出ました。「おいしくなさそうなのもある」という人もいました。実はキスリングはユダヤ人で、この絵は戦争中に描かれました。その時の気持ちが果物にも入っているかも…と思いを巡らせます。創作室では自分の思いを込めた、自分だけの果物作りに挑戦です!親子で同じ形の果物の元になるものを選び、自分の気持ちを詰め込みます。最後はできた作品を班ごとにぱかーん!「楽しい気持ち!」「自分の思い出の場所にいる気持ち!」同じ形でも、一人一人の気持ちが詰まった果物ができました♪

果物の味を考えます。

◆「マンゴー甘そう!」「隣のは腐ってるかも…」

 

真っ白な「果物の元」がどうなるのか楽しみです

◆おうちの人と同じ形の「果物の元」をゲットです。

 

自分だけの果物の模様を描きます

◆「色んな色で楽しい果物にしよう!」

 

気持ちを込めて外側を作ります

◆「外側はいちごで…中はまだ内緒だよ!」

 

自分の気持ちにあう素材を選んでいきます

◆自分の気持ちがぎゅうぎゅうに詰まっている果物ができそうです。

 

どんな気持ちを詰めたのかみんなで発表です

◆「月曜日から日曜日までの自分の気持ちが全部入ってるよ!」

 

(参加者の声)

・自分の気持ちを果実にあらわせました。(小4)

・作品の中に自分の気持ちを込める意味を考えさせられました。(保護者)