「こんばんは!」真夜中の出来事

 今日は、MOMASコレクションの因藤壽《こんばんは》を親子で鑑賞しました。子供たちの言葉で表すと、「鹿のようなオレンジの顔の化物」と「体はぷよぷよした無表情なカエルの化身」が暗闇に浮いているインパクトのある絵です。2体は、ラッパか妖怪一反もめんのようなモノをはさみ、向かい合っています。「こんばんは」と言葉を交わす仲良しなのか、それとも真っ赤な目をした化物が相手を威嚇しているのかな?実は、作者は実在した学校の先生をイメージして描いたそうです。人が化けた姿だと思うと、どんな出来事があったのか余計気になったり、最初の絵の印象が変わったりしますね。創作室に戻り、「真夜中の出来事」をテーマに、家族や身近なものを別の姿に変えてみました。画用紙を切って貼って大きな作品を仕上げました。今日は、人の2面性を想像して楽しみましたが、みんなよく相手のことを知っているからでしょうか、身近な人の心の中がとってもよく表現されていました♪


展示室で作品をみている
◆親子で鑑賞中~。「こんばんは」と、言ってみる。


制作風景
◆真っ赤な顔とオレンジの顔は同じ人なんだって。


◆可愛い化け物がいっぱい!

家族のキャラクターを形に
◆ぼーっとしていたり、のんびりしていたり、家族の性格を表現。

制作途中 左側は父
◆とーっても優しいパパと夜も働き者のドクター 時々、悲しくなるんです。

花とメダカ

◆パンジーもメダカも真夜中は巨大になっちゃうかも!!

<参加者の声>

・いろんなさくひんがあっておもしろかった。お母さんと考えられるのも楽しかった。(小4)

・大きな作品を自由に作ることができて楽しかったです。親子でお話をつくりあげていくのも楽しかった。(保護者)