2階展示室 モダンアート再訪−ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展

2018.4.7 [土] - 5.20 [日]

福岡市美展ポスター

 1979年に開館した福岡市美術館は、九州を代表する美術館として、国内でいち早くモダンアートの収集を開始し、優れたコレクションを所蔵しています。この展覧会では、工事休館中の福岡市美術館の全面的なご協力により、ヨーロッパとアメリカ、日本の優れた作品およそ70点を一堂にご紹介します。シュルレアリスムから、戦後の抽象表現主義、ポップ・アートまで、欧米を中心に展開した美術の歴史をたどるとともに、戦後の日本で独自の活動を繰り広げた「具体美術協会」や「九州派」などの作品も多数展示します。特に福岡を拠点とし、既存の芸術や東京を中心とする価値観に反旗を翻した前衛美術家集団「九州派」の作品を、関東でまとめてご紹介する貴重な機会になります。

 この展覧会では、一本の線ではたどることのできない20世紀美術のさまざまな様相を、「身体」と「イメージ」をキーワードとする6つのセクションによって読み解いていきます。21世紀に入って20年が過ぎようとしている今、モダンアートを改めて「再訪」し、その多様性と豊かさを体感していただければ幸いです。

会期

2018年4月7日 (土) ~ 5月20日 (日)

休館日

月曜日(4月30日は開館)

開館時間

10:00 ~ 17:30 (入場は17:00まで)

観覧料

一般1,000円 (800円)、大高生800円 (640円)
※( ) 内は団体20名以上の料金。
※中学生以下、障害者手帳等をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
※併せてMOMASコレクション (1階展示室) もご覧いただけます。

主催

埼玉県立近代美術館

協賛

ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網

   

協力

JR東日本大宮支社、FM NACK5

 

特別協力

福岡市美術館

出品リスト

2018モダンアート再訪 出品リスト.pdf

関連イベント

レクチャー&トーク「反芸術綺談~九州派とその時代」 終了しました。

1950年代から60年代を駆け抜け、日本の戦後美術に足跡を残した前衛美術家集団「九州派」。伝説となったその活動を、福岡市美術館は30年以上にわたって調査、紹介してきました。1957年から62年まで九州派に所属し、現在も美術家として活躍を続ける菊畑茂久馬氏と、2015年に「九州派」展を担当した山口洋三氏に、九州派について語っていただきます。
日時:4月22日 (日) 14:30〜16:30 (14:00開場、2部制)        
第1部:レクチャー/14:30-15:00 山口 洋三氏(福岡市美術館学芸係長)        
第2部:トーク/15:15-16:30 菊畑 茂久馬氏(本展出品作家)×山口 洋三氏
場所:2階講堂
定員:100名(当日先着順)/費用:無料

当館学芸員によるギャラリートーク 終了しました。

当館スタッフが展覧会の見どころをご紹介します。
日時:4月28日 (土)、5月12日 (土) 各日とも15:00〜15:30
場所:2階展示室
費用:企画展観覧料が必要です。

【スライドトーク】ご希望のグループにスライドを使って本展覧会の見どころをご案内します (予約制)

お問い合わせ・ご予約は教育・広報担当 (電話048-824-0110) まで。

プレス関係者の方へ

福岡市美展プレスリリース.pdf






展覧会紹介映像(YouTube)

三岸好太郎《海と射光》1934年、福岡市美術館蔵

1

田中敦子《作品1》1959-60年、福岡市美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

2

イヴ・クライン《人体測定(ANT 157)》1961年、福岡市美術館蔵

3

タイガー立石《大停電 '66》1966年、福岡市美術館蔵
4

 

1.三岸好太郎《海と射光》1934年、福岡市美術館蔵
2.田中敦子《作品1》1959-60年、福岡市美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association
3.イヴ・クライン《人体測定(ANT 157)》1961年、福岡市美術館蔵
4.タイガー立石《大停電 '66》1966年、福岡市美術館蔵