「ホルスト・ヤンセン(1929-95)は、ドイツのロマン主義の流れを汲みながら、戦後ヨーロッパの絵画の中で独自のスタイルを確立した美術家です。人物像、自画像、静物画、風景画など、深い内面性を投影しながら、大胆なデフォルメを施して描くドローイングや版画は、世界的に高く評価されてきました。また、日本美術にも多大な関心を示し、葛飾北斎などの浮世絵から強い影響を受けています。
この展覧会では「日本におけるドイツ年」の一環として、ホルスト・ヤンセンの芸術を紹介し、ヤンセンが師と仰いだ葛飾北斎との接点にもふれながら、その生涯にわたる制作を回顧していきます。
会期
2006.4.5 [水] - 5.21 [日]
休館日
月曜日(ただし、5月1日(月)は開館します。)
開館時間
10:00~17:30 (入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般900円(720円)、大高生720円(580円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
主催
埼玉県立近代美術館
後援
ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ文化センター、Hamburger Kunsthalle
監修
Wieland Schmidt(前ベルリン・ナショナルギャラリー館長)
企画協力
日本パウル・クレー協会
協力
JR東日本大宮支社