2003年は、日本におけるトルコ年として、さまざまな催しが実施されています。その一環であるこの展覧会は、国際展イスタンブール・ビエンナーレなどによって、近年現代美術の世界で注目されはじめているトルコの最先端の美術状況をまとめて紹介する、日本で初めての機会となります。
トルコはイスラム社会の伝統的な文化を持ちながら、最近ではEUへの加盟問題など、ヨーロッパとアジアの境界に位置する地理的・政治的な特殊性もあわせもっています。
今回出品するアーティストたちには、こうした状況を反映してか、自らの「居場所」を問いかけるような傾向が見受けられます。さまざまな手法、さまざまなアプローチではありますが、ここではそれをトルコ語のneresi(ネレシ、どこ)burasi(ブラス、ここ)をキーワードにして見ていこうとするものです。
会期
2003.6.20 [金] - 8.31 [日]
休館日
月曜日(ただし7月21日は開館)、7月22日(火)
開館時間
10:00~17:30 (入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般800円(640円)、大高生640円(520円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。