企画展 2F 45歳以下の建築家45人展

2004.4.6 [火] - 5.5 [木]

日本の現代建築は、いま世界的に高く評価されていますが、欧米でこれまで紹介されてきたのは50歳代以上の高名な建築家でした。この展覧会は、活躍のめざましい若い世代に焦点をあて、45歳以下(選考時での年齢のため、1956年生まれ以降)の建築家の活動を紹介するためにウィーンで開催されました。
この世代は、CAD(キャドComputer Aided Design)と呼ばれるコンピュータ・ソフトによる設計が当然となった世代で、その設計には、明るさ、軽さ、ディテールへの関心の薄さなどの特徴が見られます。
独立した建築家と並んで、これまで紹介されることの少なかった、大手の建設会社などの組織に所属する建築家も含まれている点が画期的といえます。埼玉県立近代美術館での展示は、ウィーンで開催され、評判となったこの展覧会の里帰り展であるとともに、その後の活動資料や映像なども一部追加した拡大版の展示です。

出品建築家

青木 淳、阿部仁史、有馬浩一、安東 直、池田靖史・國分昭子、石井大五、稲村健一、梅林 克、遠藤秀平、岡田哲史、川口 晋、北 典夫、木下庸子、工藤和美・堀場弘、小嶋一浩、佐藤光彦、篠崎 淳、篠原聡子、白井俊明、関野宏行、妹島和世、高砂正弘、高橋晶子、團 紀彦、千葉 学、塚本由晴・貝島桃代、手塚貴晴・手塚由比、寺岡宏治、西沢立衛、西沢大良、西森陸雄、萩原 剛、坂 茂、藤本壮介、堀内信男、みかんぐみ、宮本佳明、村松基安、八重樫直人、八島正年・高瀬夕子、安田幸一、安田俊也、吉松秀樹、渡邉一隆、渡部和生

会期

2004.4.6 [火] - 5.5 [木]

休館日

月曜日(ただし5月3日は開館)、4月30日(金)

開館時間

10:00~17:30  (入場は閉館の30分前まで)

観覧料

一般800円(640円)、大高生640円(510円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。

主催

埼玉県立近代美術館

後援

株式会社新建築社、テレビ埼玉

企画協力

馬場璋造、Joerg and Miyako Nairz

協力

JR東日本大宮支社

萩原剛《東京サンケイビル》

八重樫直人《多孔質/解放(多賀城のアトリエ)》

堀内信男《polyphonic city》