ドニ、ドラン、ユトリロ、パスキン、キスリングらと、斎藤豊作、森田恒友、斎藤与里、田中保、藤田嗣治、佐伯祐三らフランスに学びその影響を受けながら独自の油彩画世界を築いていった近代日本洋画家たちの作品を紹介します。
常設展示室 1F 2003 MOMASコレクション 第1期
2003.4.1 [火] - 7.13 [日]
近代の美術-フランスと日本
ほとばしる生命-須田剋太
埼玉県吹上町出身の画家・須田剋太の油彩、グァッシュの抽象画約30点を一堂に展示します。画面いっぱいに広がるエネルギッシュな表現を味わってください。
埼玉の美術-日本画・工芸を中心に
埼玉県ゆかり日本画家である小茂田青樹、丸木位里、四方田草炎、今野忠一、加藤勝重らの作品と彫金、漆を駆使して工芸の分野で活躍し、共に埼玉ゆかりの人間国宝である内藤四郎、増田三男、田口善国の作品を紹介します。
木版画の世界-技法と表現
日和崎尊夫、河内成幸、秋山静、黒崎彰、小林敬生による木版画の多様な表現を版木等の資料を交えて紹介します。
会期
2003.4.1 [火] - 7.13 [日]
観覧料
一般200円(120円)、大高生100円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
※企画展観覧券をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクションもご覧になれます。
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田口善国《蒔絵切貝棗(まきえきりがいなつめ)「三色すみれ」》 1998年(漆工)
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丸木位里《紅梅》1967年
埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。
※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。